石元泰博は1921年にアメリカ・サンフランシスコで生まれ、3歳から高校卒業までを両親の郷里である高知で過ごし、1939年に単身渡米。その後シカゴのインスティテュート・オブ・デザインで写真を学び、そこに先生としてハリー・キャラハンがいたのは石元にとって大きな喜びでした。石元の写真は在学中でもすでにアメリカで高く評価され、戦後の日本写真界にも大きな影響を与えた素晴らしい写真家なのです。また、本書はグラビア印刷で石元の写真をさらに素晴らしく表現されており、写っている石の一つ一つが、風になびくアメリカの国旗がまるで手にとって触れられそうなくらい立体的なのです。この感動は直に見て分かるもので、私も初めてこの本を見た時の感動は忘れません。商品の詳細•著者石元泰博•出版社美術出版社•刊行年1969•冊数1•解説大判。函少イタミ、破れ有。本体経年良好。初版。　　添付写真の状態が全てと思われます。